テレビや映画の題材になったこともあって、キャバ嬢のバイトに興味を持つ方が多くなってきています。
でも、当然テレビや映画の世界とは異なる部分も多いです。
基本的なお仕事内容や給料は当然把握すべきです。
そして覚えておかないといけないのが、どういった点が大変であるのかということです。
キャバ嬢のお仕事内容について
キャバ嬢のバイトでは、お客様のお酒作りや煙草への火をつけて、楽しくお酒を飲めるように気を配ることがお仕事内容になります。
基本的にお客様から体を触られることはないものの、会話の流れなどで多少のタッチはあると認識しておいた方が良いでしょう。
もちろん、乱暴なお客様は黒服の方がしっかり対応してくれます。
キャバ嬢のバイトをまだしたことがない方であっても、しっかり研修を行うことになる為、安心して働くことができます。
店内では源氏名を使うことになり、その名前の決め方はお店によって異なります。
キャバ嬢のバイトは単に店内での接客のみではなく、同伴やアフターもお仕事の一環であると認識しておいた方が良いでしょう。
この同伴やアフターでは一切に給料は発生しません。
しかし、指名客を獲得する上で非常に大きなポイントになると言えます。
その為、キャバ嬢としてバイトをしている方は、お客様と積極的に同伴やアフターを行っているのが事実です。
キャバ嬢のバイトでどれぐらい稼げるかは自分次第
時給と歩合制が合わさった給料システムとなっているのがキャバ嬢のバイトです。
時給額はピンキリで、1000円台の方もいれば、数万円という方もいます。
平均的な時給額としては、4000~7000円です。
時給のほかに、指名料、ボトルバック、ドリンクバックなどの追加されており、これが歩合給にあたります。
結果を残すことによって、時給額も当然上がっていきます。
そして、お店の看板キャバ嬢として活躍することができる為、より指名客を獲得しやすくなるメリットもあります。
いかんに歩合給を得るかが、キャバ嬢のバイトで稼げるかどうかの境目となります。
時給額だけでも満足と思う方もいるものの、お店からの評価は低いもので、最悪の場合はクビになってしまうこともあります。
ノルマやペナルティーってあるの?
当日欠勤、遅刻、無断欠勤はキャバクラではペナルティーの対象になります。
このペナルティーの内容についてはお店毎に異なっています。
しっかり面接の時にノルマやペナルティーに関して確認しておいた方が良いでしょう。
ノルマに関しても、達成できないと罰金が発生するというお店もあります。
この金額についてもお店によるものの、給与水準が高いお店は、比例して高くなる傾向にあります。
主にこのノルマに関しては、イベントがある日にお客様を何人呼べるかということで決められることが多いです。
その為、指名客を獲得していないとなると、ノルマが達成できないことに繋がります。
どういった設定のノルマかによるものの、クリアしていかないとどんどん出費がかさむことになります。
当然、店内での立場にも影響します。
キャバ嬢によりやる気を出してもらいたいと思って、ノルマやペナルティーが設定されており、決してお金を没収したいからではありません。
収入も多いけど出費も多い理由について
高収入を得ることができるのがキャバ嬢のバイトの魅力ではあるものの、同時に出費も多いことを忘れてはいけません。
ドレスのレンタル料や購入費用に加え、クリーニング代もあります。
さらに、名刺代やロッカー代あるいはヘアメイク代もある為、相当な出費があるのは理解できるはずです。
そしてお店から支給されるケースもあるものの、営業用の携帯電話も必須です。
この携帯電話の料金も大きな出費に繋がることも少なくありません。
スマートフォン用の無料通話アプリを使うのが経済的ではあるものの、お客様に合わせるのが基本で、活用できないケースもあります。
このように様々な出費する要素があります。
特にヘアメイク代に関しては出勤の時に必ず美容室に行く方も少なくありません。
決して高収入でお金を好き放題使えるというものではなく、働く上でかかる費用はほかのお仕事よりも多いものです。
キャバ嬢には頭の回転の早さが必要
芸能人並のルックスやスタイルの持ち主であるとともに、幅広い分野での深い知識があったとしても、頭の回転の早さがないとキャバ嬢のお仕事は務まることはないでしょう。
お客様に気分良く会話をさせることができる人こと、キャバ嬢のお仕事は適していると言えます。
どんなお客様であっても最初は初めましてからスタートします。
数少ない時間でそのお客様を指名客に繋げる為には、頭の回転の早さは非常に重要だと言えます。
そのお客様がどういったタイプであるのかということや、どういったことを話すのかを先回りできることで、より良い対応ができるようになります。
ルックスやスタイルが良いという確かに武器になるものの、それは最初だけです。
結局は、その女性と過ごして楽しいかどうかがお客様が指名をする理由となる為、ここを勘違いしてはいけません。
男性との会話がストレスになることも
キャバクラのお仕事でバイトをしたいと思っている方の場合、当然ご自身のタイプとは違う男性との会話もお仕事でしなければならないこともあります。
また、自分が嫌いな話題でもある程度、合わせなければならない、という精神的なストレスがあります。
このあたりはお仕事のお給料の面で加味されている部分ですので、その点を考慮してお仕事をしなければならないでしょう。
キャバクラのお店によって、お客さんが訪れるタイプもだいぶ違います。
どのようなお客さんが特に苦手なのか、ということを意識してお店の方に相談するのも一つの方法です。
これである程度、お店側でもケアしてくれることがありますが、やはり限界があるため、このあたりはご自身で克服しなければならないでしょう。
多少のセクハラがあることも
キャバクラでやはり働く女性にとって最も負担になることの一つは酔ったお客さんがセクハラをしてくる、ということです。
もちろん、お店的にはNGなのですが、実際にはある程度は我慢しなければならないところもあります。
特にいつも指名してくれるお客さんであれば、多少の事は容認してでも指名を取る、という局面もあるでしょう。
しかし、ご自身の人生で仕事に対してどのように考えているのか、ということが大きく影響することなのです。
もしセクハラなどで嫌な場合には無理をしないでNGとはっきりと伝える、場合によっては今後、接客を拒否するなどの方法がよいでしょう。
もしも無理をしてしまい、精神的に追い詰められる、などの結果になってしまうと、その方がよりマイナスなので、この点はある程度、ビジネスと割り切って接客をするようにしておく方が間違いありません。
週に一度のバイトも可能
キャバクラのよいところは、お店によっては週に1回程度のシフトから働くことができる、という点にあります。
この方法であれば、昼のお仕事を続けながらのダブルワークも十分に可能です。
今後、仕事を続けていくという点でも、それほど負担にならないように自分で仕事を調整することができます。
キャバクラをメインで続けていくつもりがなく、バイトとして考えているのでしたら、指名などを無理に取らないでヘルプを専門にするという考え方もあります。
この場合でも昼のお仕事と比較しても時給などもかなり高く設定されているため、週末の空いた時間でかなり集中して稼ぐことができます。
お小遣い程度を目標にすることも可能です。
御自身の働き方などと合わせて仕事を選ぶ事ができますので、このあたりは柔軟に対応をされてみてはいかがでしょうか。
キャバクラから将来のスキルアップに
キャバクラのお仕事を経験して、より高い給料が可能となるクラブやラウンジを目標にするという方法もあります。
キャバクラで指名の取り方やお客さんとの接客の方法を学べばそれは大きな財産になるでしょう。
キャバクラのお客さんは比較的若い男性客が多いため、クラブやラウンジとは客層が違うところがありますが、仕事では共通する部分も多くあります。
このあたりを上手に使ってお仕事をすることをおすすめいたします。
また、実際にキャバクラを続けながら他の夜のお仕事の求人を探してみる、ということもよいでしょう。
その中にはご自身に合った仕事の仕方などもありますので、うまく自分に合った仕事の仕方を見つけるようにすると、よい条件の仕事を見つけるチャンスや経験を積めることは十分にあるでしょう。
泥酔客の対応が難しい
キャバクラのお仕事の中で特に大変な部類の一つに泥酔のお客さんをどのように対応するのか、ということです。
お客さんは何も覚えていない、という場合も決して少なくありませんので、このあたりはご自身でどのように線引きをするのか、ということがとても重要になります。
特にいつも指名をしてくれるようなお客さんの場合、いい加減にも扱うことができませんので、このあたりは一線を持つようにすることをおすすめいたします。
泥酔のお客さんに対しては、ご自身である程度距離感を持って接する・プロ意識を持つなどの方法がポイントです。
このあたりがあいまいになってしまうと、接客方法でもご自身で明確な方法を取ることができなくなってしまうことがあります。
ある程度、しっかりとした対応を取れるようにしておくことで、克服できるようになるでしょう。
まとめ
キャバ嬢としての仕事は大変な部分も多く最初はストレスになることも多いでしょう。
しかし給与や時給などは高く設定されていますし、指名を取れるようになればさらに給料アップを目指すこともできます。
そのあたりはご自身のやりがいとなる部分なので、仕事の大変な部分を克服して給料アップを目指してみてはいかがでしょうか。
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