ランパブはランジェリーパブを略した名称です。
お店を訪れた男性客にお酒を提供する飲食店で、ランパブ嬢と呼ばれるキャストが接客を担当します。
これからランパブ嬢のバイトを始めてみたいという方だとキャバクラとの違いが分からないという方もいるかもしれません。
ここではそうした疑問も含めてさまざまなお役立ち情報を提供します。
ランパブについての基礎知識
ランジェリーパブ、通称ランパブは女性キャストが男性の接客を行います。
もっとも大きな特徴としてはランパブ嬢が下着姿で接客を行うということでしょう。
ランジェリーは下着のことを指していますから、何となく想像のついた方も多いのではないでしょうか。
ただ、下着姿で接客するとなると「いやらしいサービスをしなくてはいけないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、ランパブは性風俗店ではありません。
あくまで飲食店ですから、そのようなサービスは基本的に行っていません。
お店の造りはまちまちですが、だいたいキャバクラのようなフロア型の店舗となっています。
お店のシステムやサービスも基本的にはキャバクラとほとんど同じだと考えて大丈夫ですし、キャバ嬢の衣装が下着になったくらいの認識でも大丈夫でしょう。
ランパブの仕事内容
ランパブのバイト内容ですが、お店を訪れた男性客の隣について接客を行います。
楽しく会話したり、お客さんのお酒がなくなったら新しく作ったりもします。
お店によっては灰皿の交換や料理の運搬といった雑務をこなすこともありますが、これらは基本的にお店のボーイが担当することも多いです。
業務内容はお店によって若干の違いがありますから、面接時に確認しておくことです。
ランパブでは男性からのお触りは禁止になっています。
これはキャバクラと同じですね。
下着姿での接客ということもあり「お客さんから触られてしまうのでは」と思ってしまう方もいるでしょうが、原則としておさわりは禁止しているため安心です。
ただ、中にはどうしても触ってくるお客さんがいるのも事実です。
そのような場合はその都度注意し、酷い場合はお店のスタッフから注意してもらいましょう。
お客さんからランパブ嬢に触るのは禁止されていますが、キャストからお客さんにさわるのは大丈夫です。
人気を上げたいのなら積極的なスキンシップも多少は必要でしょう。
バイト中の服装は?
ランパブでバイトする際の服装は基本的に下着となります。
ただ、普段から自分が身につけているような下着で接客することはまずありません。
男性が喜ぶようなやや派手なランジェリーなどが好まれます。
ただ、お店によってカラーがありますから、地味なランジェリーを要求されることもあります。
このあたりは面接時に確認しておきましょう。
下着は基本的に自分で用意することになります。
ランジェリーは人によってサイズが大きく異なりますから、お店が用意してくれることはほとんどありません。
自腹で仕事用のランジェリーを購入することになります。
自腹で購入した下着を経費として計上してくれるかどうかもお店によって違ってきますから注意しましょう。
ランパブ店によっては多彩なイベントを開催していることもありますし、イベント時には水着やコスプレをすることもあります。
現在ではこうしたお店が増えていますね。
ランパブ嬢の時給や給与システム
ランパブでバイトしようと考えているのなら給与は気になるところでしょう。
ランパブの給与システムは性風俗店のような歩合ではなく時給です。
そのため、日によって収入が不安定ということもありませんからその点は安心して良いでしょう。
お店によって設定している時給が異なりますから求人を探すときには時給をしっかりチェックする必要があります。
平均的な時給は4000~6000円となっていますから比較的高時給のアルバイトと言えるでしょう。
また、時給だけでなく指名料やドリンクバックも給与に加算されることになります。
たくさんの指名をもらえるランパブ嬢になればそれだけ給与に反映されますから仕事に対するモチベーションも上がるのではないでしょうか。
ただ、時給1万円の壁を超えるのはランパブでは難しいとも言われています。
そのため、もっとたくさん稼ぎたいという方は高級キャバや高級クラブも選択肢に加えてみると良いでしょう。
キャバクラとの違い
ランパブとキャバクラとの違いについて知りたい方もいるかもしれませんが、お仕事の内容そのものはキャバクラと大きな違いはありません。
お店を訪れた男性客の隣に座って接客するという点では同じです。
お酒のおかわりを作ったり会話の相手をして場を盛り上げるなどベースとなる業務はキャバクラと変わらないのです。
では、何が違うのかと言うと仕事中の衣装が違います。
キャバクラではややセクシーなドレスをまとうことが多いですが、ランパブでは基本下着で接客を行います。
ここがもっとも大きな違いと言えるでしょう。
正直な話、仕事中の格好以外はキャバクラと大差ないのが現実です。
時給だけで考えるとキャバクラより良いことが多いですからここも違いと言えば違いでしょう。
給与システムや仕事内容はほとんど同じと考えて差し支えありません。
求人の探し方について
ランパブの求人を探すのならできるだけお店の多いエリアで探すことをおススメします。
たくさんのお店が展開しているエリアのほうが選択肢も多くなりますし、自分にマッチした職場を見つけられる可能性も高くなるでしょう。
東京だと池袋や新宿、上野、渋谷、秋葉原などに店舗が多いですし、大阪だとミナミ、札幌ならススキノ、福岡なら中州、名古屋なら錦や栄など繁華街、歓楽街にお店が集中しています。
求人を探すときには求人サイトを利用すると効率良く探せます。
求人サイトならスマホでいつでもどこでもサイトにアクセスできますし、情報も随時更新されていますから常に最新情報をゲットすることができるでしょう。
こまめにチェックしておけば求人もスムーズに見つかります。
現在ではナイトワーク系の専門求人サイトもたくさんありますから、求人を探すときにはぜひ活用してみましょう。
面接の攻略方法
お店で働くためにはまず求人を探すことが先決となりますが、気になるお店が見つかったら面接を受けなくてはなりません。
お店によって採用基準は異なりますが、やはりある程度見た目は重視される傾向にあります。
ただ、これはお店によってまちまちですからビジュアルよりもやる気を重視するところもあります。
ランパブのようなお店ではキャストの清潔感を重視することも多いですから、なるべく清潔感を感じられるような恰好で面接に臨みましょう。
間違っても不潔そうな格好で面接に挑むのはNGです。
基本は接客業なのですから爽やかで清潔感ある女性を印象付けるよう工夫しましょう。
服装も清楚に見えるワンピースなどが良いかもしれません。
当然ですが面接で採用担当者にタメ口というのも厳禁です。
これは社会人としてもNGですから注意しましょう。
敬語で丁寧な言葉遣いをすることです。
体験入店を利用する
実際にどのような仕事内容なのか、お店の雰囲気が自分に合っているかどうか分からない、という方も多いかもしれません。
そのような不安を解消するために体験入店というシステムがあります。
文字通りお店で働くことを体験できるシステムですからぜひ活用しましょう。
現在では多くのランパブが体験入店を行っています。
お店の雰囲気が自分にマッチしているかどうかを確認できますし、これから先やっていけそうかどうかの判断基準にもなるでしょう。
もちろん、体験と言ってもその日働いた分の給与は発生しますから安心です。
体験入店があるのとないのとでは大きな違いがありますから、できるだけ体験入店できるお店を選ぶことも大切です。
ほとんどのお店だと面接で採用となったらすぐに体験入店できますから、可能な限り体験入店は利用してみましょう。
収入を増やすためには
できるだけ収入を増やしたいと考えるのは誰でも同じことだと思いますが、ランパブ嬢として収入を増やしたいのならまずは高い時給を設定しているお店を選ぶことが大切です。
また、できるだけたくさんの指名客を捕まえることで安定した高収入を得ることができるでしょう。
ランパブもキャバクラと同じように指名料が発生しますから、自分を指名してくれるお客さんが増えれば増えるほど収入に繋がります。
いかに指名客を増やしていくかがランパブ嬢として成功するかどうかのカギを握っていると言っても過言ではありません。
収入を増やしたいのなら少しでも指名客を増やすような努力をしていきましょう。
指名客の増やし方について
指名客を増やすと言っても具体的に何をすればいいのか分からない、という方も多いでしょう。
指名客を増やすためにはお客さんに気に入ってもらわなくてはいけません。
お客さんに気に入ってもらうためにはとにかく楽しい時間を提供することが大切です。
普段から会話術を学ぶなどできることから努力を始めてみましょう。
指名客をたくさん作るためにはお客さんとの積極的なコミュニケーションも大切になってきます。
そのため、連絡先を交換するのも大切なポイントとなるでしょう。
連絡先を交換すればいつでも営業メールや電話をすることができますし、お店が暇なときに来店してもらえる可能性も高まります。
日頃から密にコミュニケーションをとっていると次第に自分のファンになってくれることも多いですよ。
人は接点が増えるほど、その人に親近感や愛情を感じてくるものです。
こうした感情を利用して指名客増加に結び付けていきましょう。
まとめ
ランパブ嬢のバイトについて情報をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょう。
高収入が得られるナイトワークとしては比較的メジャーですし、指名客を増やせばどんどん稼ぐことも可能ですからぜひチャレンジしてみましょう。
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