ゲームテスターのお仕事をご存じの方も多いかもしれませんが、ゲームテスターやデバッガーと呼ばれる仕事は大学生におススメのアルバイトの一つです。
スマホさえ持っていれば自宅でもお仕事ができるゲームテスターやデバッガーですが、ここではその概要や仕事内容、注意点などについてご紹介します。
ゲームテスターの概要や特徴
ゲームテスターやデバッガーとは、ゲームやアプリを実際に利用してみて不具合をチェックし報告するお仕事です。
モニターのお仕事と考えると分かりやすいかもしれません。
近年募集の多いゲームテスターやデバッガーはスマホアプリに関するものが多く、スマホのアプリを実際に自分で試してお仕事をします。
新しく開発されたアプリや開発段階のゲームアプリだとさまざまな不具合が発生する可能性があります。
実際にリリースしてから不具合が発生するとクレームの対象になってしまいます。
対応も後手後手に回ってしまいますから、アプリを正式にリリースする前に不具合が生じないかをチェックします。
これがゲームテスター、デバッガーのお仕事です。
ただアプリを使うだけでなく感想や改善個所をレポート形式で報告することも業務に含まれています。
スマートフォンを持っていれば誰でもできるようなお仕事ですし、大学生にも人気のバイトです。
ゲームテスターやデバッガーに登録できる人
ゲームテスターに応募できる人は18歳以上でスマホを持っている方です。
実際にお仕事を始めるにあたってアプリを利用しますから、携帯の電波が届くところで生活している方に限られるのは言うまでもありません。
雇用元によっては数日に一度会社に出社しないといけないこともありますから、通える範囲に住んでいるかどうかも大切な部分ですね。
基本的には専門知識なども必要ありませんから、特にアプリやゲームに詳しくない方でもゲームテスターに応募は可能です。
もちろん、中にはそれなりの知識を求められることもありますが、ほとんどの場合知識やスキルは求められません。
18歳以上でスマホを持っていて電波の通じるところに住んでいれば大丈夫です。
ゲームテスターの仕事内容
ゲームテスターの仕事内容は文字通りゲームのテストです。
最初にもお伝えしたように、新開発されたアプリではさまざまな不具合が発生する恐れがありますから、実際にユーザーが利用していると仮定して利用します。
率直な感想や改善点をレポートにしてまとめることが主な業務となります。
レポートはそのままパソコンからメール送信することもありますし、所定のレポート用紙に記入して会社に持ち込むこともあります。
使用しているアプリが途中でフリーズせずにスムーズに使えるかどうか、アプリ内に誤字脱字はないかといったチェックも行います。
もしフリーズするようならそれがどのようなシーンで起きるのか、だいたいどれくらいの頻度で起きるのかといったこともチェックします。
リリースした後で問題が発生すると各方面からクレームが届いてしまいますから、ゲームテスターのお仕事は責任重大と言えます。
また、会社によってはどうすればアプリがもっと面白くなるか、便利になるかといったことを知りたがることもあります。
そのため、不具合の発生をチェックするだけでなく利用しながら客観的どこをどうすればもっと便利で面白くなるかを考えることも大切です。
実際に自分がそのアプリの一般ユーザーになったつもりで、快適かつ便利に使えるかどうかを確認するためのお仕事、と考えると分かりやすいかもしれませんね。
どんな仕事が多いのか
オンラインゲームや家庭用ゲームのテスターなどもあります。
ゲームテスターやデバッガーのほかにバグチェックと呼ばれることもあります。
ゲームを快適にプレイできるかどうか、バグが発生しないかどうかをチェックするお仕事です。
実際にひたすらゲームをプレイして不具合を確認する仕事ですからゲーム好きな方にはピッタリですね。
しかし、ただゲームを楽しくプレイするだけでなく些細なバグも発見する必要があるため仕事中は真剣にやらなくてはなりません。
また、同じことを延々と繰り返したりすることもあります。
ただゲーム好きというだけでなく細かいことに気が付く人でないと難しいかもしれませんね。
服装が自由なことが多い
ゲームテスターの仕事は自宅で行えることも多いですから、基本的に服装は自由です。
また、出社が必要なケースでも比較的服装に関しては自由なところが多いですから、ラフな格好で働きたいという方にもピッタリなお仕事ではないでしょうか。
コツコツ頑張れる人向き
小さなバグや不具合も発見しないといけないゲームテスターのお仕事はコツコツと地味に頑張れる方に向いています。
リリースされたあとに不具合が発見されるとバグチェックしたスタッフの責任になってしまいますし、何よりユーザーに迷惑をかけてしまいますから責任は重大です。
コツコツとマジメに頑張れる方にこそこのバイトは向いていると言えるでしょう。
大雑把な性格の人だと「これくらいのことはいいか」と不具合をスルーしてしまいますからあまり向いているとは言えません。
多少神経質すぎるくらいの方ならこのお仕事にはピッタリです。
日頃から小さなことに気が付く人、繊細な心の持ち主の方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ゲーム関連に進みたい方にもオススメ
ゲームやアプリを開発している会社のお仕事ができる機会というのはそうそうありません。
バグチェックやテスターのバイトも比較的人気があるため求人が出てもすぐに枠が埋まってしまうことがあります。
どうしてもこのお仕事をしてみたい方は求人を見つけたらすぐに応募して面接の約束を取りつけるくらいの気持ちがないと難しいでしょう。
将来ゲーム関連の会社で働きたいという方や、アプリの開発に携わってみたいという方にもオススメできます。
具体的にどのような作業をしているのかも理解できますし、ゲームやアプリ開発の現場で流れも分かってくるのではないでしょうか。
将来この道に進みたい方にとってゲーム開発の現場で働けるというのは大きなメリットです。
先輩たちからこの業界で働くために必要なスキルや知識についても学ぶことができますし、何より人脈が広がります。
頑張って仕事をこなせば気にいってもらえるかもしれませんし、定期的に呼ばれるようになるかもしれません。
もしかするとそのまま正社員登用ということも考えられます。
腰痛には気をつけよう
アプリやゲームのバグチェックは基本的に座ったままで行うことが多いです。
スマホアプリだとベッドでゴロゴロしながらチェックすることもできますが、レポートにまとめるときはパソコンに向かいますよね。
仕事のケースによっては長時間椅子に座りっぱなしということも多いお仕事ですから、腰痛に悩まされることもあります。
ただでさえ女性は腰痛になりやすいですから注意しなくてはなりません。
ゲームテスターに限らず、デスクワークは基本的に腰痛になりやすいです。
同じ姿勢でずっといますから、自然と腰痛に悩まされるようになる方も少なくありません。
時々立ち上がってストレッチしたり、座る姿勢に気を付けることで腰痛を回避することもできますから、こまめに体を動かすように心がけてみましょう。
どれくらい稼げる?
どれくらい稼げるかというのはゲームテスターに応募しようと考えている方がもっとも気になる部分でしょう。
ゲームテスターやデバッガーでどれくらい稼げるかは雇用元によって大きく変わってきます。
会社に通勤して働くケースだと時給制になることが多いですが、スマホアプリのテスターだと在宅でのお仕事になることも多いです。
仕事の案件一つにつきいくらという計算になることもあります。
そのため、どれくらい稼げるかは雇用元や仕事の種類によって大きく変わってきます。
ただ、時給にしてもそこまで高くないケースが多いですからガッツリ稼ぎたい方向けのお仕事とは言えないでしょう。
だいたい900~1200円程度の時給になることが多いです。
もちろん、これより高いケースもあれば安くなることもあります。
ゲームが好きな方やコツコツと作業することが好きな方には最適な仕事ですから、稼ぎはあまり重視せずに楽しく働けるお仕事と考えて応募したほうが良さそうです。
稼ぎだけを重視するのならほかにも稼げるお仕事はたくさんありますから、そちらをチョイスしたほうが良いでしょう。
将来この業界で働きたい方だといろいろなメリットを見出せますから稼ぎだけでは測れない部分がありますね。
求人の見つけ方
求人の見つけ方ですが、基本的にネットで探すことをおススメします。
求人サイトに募集が掲載されていることが多いですから、そこで探せば比較的見つけやすいのではないでしょうか。
ゲームテスターやデバッガーのほか、バグチェッカーやモニターといった呼び方で募集されていることがあります。
割と人気のお仕事ですから求人を見つけたらできるだけ早い段階でアプローチしてみましょう。
求人サイトはもちろんですが、求人情報誌もチェックしておくとさらに求人案件を見つけやすくなります。
企業によっては求人情報誌のほうに募集を掲載していることもありますから、求人サイトと情報誌どちらも上手に使って求人を探してみましょう。
ただ、現在では求人情報誌に掲載されている情報がネットのサイトにも反映されることが多いですから、なるべくコアな地元の求人情報誌をチェックすることをおススメします。
ゲームテスターやデバッガーの求人はそこまで多くありませんから、日頃からマメに求人をチェックするようにしましょう。
求人サイトだと頻繁に情報も更新されていますから、一日数回チェックするようにすれば案件を見逃さずに済みます。
まとめ
ゲームテスターやデバッガーのお仕事についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
どれほど稼げるかは微妙なところですが、いつかこの道に進みたいと考えている方や大学生にはピッタリのアルバイトです。
ぜひチャレンジしてください。
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