女性にとって稼ぎやすい風俗店のお仕事ですが、さまざまな理由によって辞めたいと思うこともありますよね。
風俗店を辞めるときに間違った方法を取ってしまうとトラブルの種になってしまいますから、穏便に退店するのが基本です。
ここでは風俗店の辞め方についてご紹介しましょう。
無計画な退店は泣きを見る
お仕事を辞めたくなる時は誰にでもあることです。
女性に限らず男性でも働いている会社を今すぐに辞めてしまいたい、明日から会社に行きたくないということはよくあります。
風俗のような比較的ハードで神経もすり減らすようなお仕事だと特に辞めたくなることはありますよね。
しかし、無計画に働いているお店を退店してしまうと泣きを見ることになります。
特に頻繁にお店からバンスしていたような女性だと辞めた途端にお金に困ってしまうということもあるでしょうし、お給料日まで少額のお金で過ごさなくてはいけない、ということにもなり兼ねません。
それだけならまだしも、辞めたあとのことを何も考えていない方もいます。
退店してすぐに別のところで働けるようにしておけば問題ありませんが、勢いやその場のノリで辞めてしまいなかなか次の仕事が見つからないということはよくあります。
このようなケースは本当に最悪で、しばらく金欠になった挙句また元いたお店に出戻りということも珍しくありません。
また、働いていたお店が出戻りさせてくれるならまだマシなほうで、退店するときに少しでもトラブルになっているとまずお店に戻らせてくれることはないでしょう。
こんなことにならないよう退店するときは計画的に辞める必要がありますし、正しい方法で辞めなくてはなりません。
退店前に契約書などをチェック
風俗店で働き始める前に契約書などを交わしているケースがあります。
契約書などを交わさないお店もありますが、ほとんどのケースにおいて複数の契約書に記入、捺印しているはずです。
コピーや写しをもらっている場合には禁止事項や違約金などについてどのようなことが記載されているかをチェックしてください。
風俗店における決まり事というのはお店によって細かく違っています。
トラブルを未然に回避する目的でさまざまな禁止事項を設けていることもありますし、お店が損をしないように保険の意味でいろいろなペナルティを契約に盛り込んでいることも珍しくありません。
決められた約束を破った場合には違約金を請求する、といった内容が記載されていると思いますからそこをしっかりチェックしましょう。
無断欠勤や遅刻、お客さんとの個人的な連絡先の交換などが禁止されているケースが多いですが、お店によってはもっとたくさんの禁止事項が定められていることもあります。
注意しなくてはいけないのは、辞め方について記載されているケースです。
お店によっては必ず一ヶ月前に口頭で伝えることを契約内容に盛り込んでいることもあります。
このような場合だと二週間前に辞めることを伝えると違約金が発生することになります。
辞め方でトラブルになってしまうケースの多くはこの契約違反による違約金のことが多いですから注意しなくてはなりません。
退店することを店長に伝える
退店することを決心したらできるだけ早くお店の責任者に伝える必要があります。
通常は店長に伝えることになりますから、店長にお店を辞める意思をしっかり伝えましょう。
基本的には一ヶ月前に辞める意思を伝えなくてはなりません。
これは風俗業界に限った話ではなく社会人として常識でもありますから覚えておきましょう。
間違っても三日前や前日などに伝えるのはダメです。
社会人として失格ですし、トラブルの元になってしまいます。
また、退店するときにはラインやメールではなくしっかりと自分の口で伝えることが大切です。
社会人として、人として当然の礼儀ですし、今までお世話になったお店への感謝の意味も込めて自分の口から伝えなくてはいけません。
これも風俗に限らずどんな業界でも同じことです。
辞め方を巡ってトラブルになるケースの多くは辞める直前に伝えたりすることが原因となっています。
トラブル回避のために予約日までは働く
辞め方や退店でトラブルにならないためには予約日までは働くことも大切です。
お客さんが自分が辞めることを知っているのならまだしも、お客さんに何も言っていない場合だとお客さんも裏切ってしまうことになります。
もし今後風俗業界で働き続けるのなら尚更お客さんへの礼儀として予約日まで働くのは当然のことでしょうし、例え風俗業界で働くことがないにしても今までひいきにしてくれたお客さんへの感謝の気持ちも込めて予約日までは働かなくてはなりません。
ただ、例外として数か月先まで予約が入っている場合にはお客さんに事情を説明してキャンセルさせてもらいましょう。
なかなか数ヶ月先まで予約が入るようなことはないと思いますが、売れっ子ならこうしたケースも珍しくありません。
退店する日が確定したらその日以降は予約を入れないようにしておけば大丈夫です。
お客さんにお店を辞めることを伝えるかどうかは人それぞれです。
今までひいきにしてくれた指名客にだけ伝えるという方もいます。
今後も風俗業界で働くのなら伝えておいた方が今後のためになりますし、もし風俗業界に帰ってくるつもりがないのなら伝えない方がいいのかもしれませんね。
次に向かっての準備を進める
辞める日が決まったら次に向かって進まなくてはなりません。
いつまでも立ち止まっていてはいけませんし、お店を辞めたあとの生活もありますから次のステップに進む準備を進めていきましょう。
もし次に働く業界が決まっているのならその業界について勉強したり、就職先が決まっていないのなら就活をする必要もあります。
退店する日が決まっても次のお仕事が決まっていない、となると少々精神的に余裕もなくなってきますし、多少貯金があっても仕事のない生活が続くとすぐに貯金を食いつぶしてしまいます。
そのため、まずすることは次の働き先を決めることです。
ハローワークに登録するのもイイですし、求人サイトを利用するのも良いでしょう。
なるべく早めに仕事を決めておかないと風俗の仕事も手につかなくなってきますから、できるだけ早めに決めたいものですね。
仕事が決まらずにいるとまたお店に出戻りしなくていけなくなります。
昼の仕事の見つけ方
昼の仕事の見つけ方も風俗の仕事を探すときと大差ありません。
求人サイトや求人情報誌を使えばお仕事は見つかるでしょうし、選り好みしなければいくらでも働き先は見つかるでしょう。
まずは自分がやってみたい仕事や職業を見つけてみると良いかもしれません。
求人サイトを使ってお仕事を探すときは地域や条件などから少しでも絞り込んで探せば見つかりやすくなります。
漠然と検索しても膨大な数の求人案件に目を通さなくてはならなくなりますから時間の無駄です。
少しでも条件を絞ることで希望に近い求人案件も見つかるのではないでしょうか。
インターネットだけでなく紙媒体の求人情報誌も併用して探すと効率的です。
紙媒体の情報誌にはネットに掲載されていない情報などが載っている場合もありますし、その地域に特化した求人の情報が掲載されていることもあります。
ネットと情報誌両方を上手に使いながら探してみましょう。
転職支援サイトのようなサイトもありますし、専属のアドバイザーからアドバイスをもらいながら転職活動ができるサイトもあります。
このようなサイトを使って転職活動することも検討してみてはいかがでしょうか。
また夜の仕事に就く場合
風俗業界がイヤになったわけではなくただ今働いているお店を辞めたくなった、という方もいますよね。
そのようなケースだと次もまた風俗や水商売の仕事を始めることが多いでしょうから、その場合はスカウト型の求人サイトに登録しておくと便利です。
希望する職種や条件、勤務地などと自己アピールを添えて登録しておくとお店の方からオファーがきます。
ナイトワークは基本的に人材に不足しているお店も多いですし、スカウトタイプの求人サイトに登録しておけばよほどタイミングが悪くない限りオファーが来るでしょう。
ただ、あまりにも常識はずれな条件を提示しているとオファーは少なくなりますから注意しましょう。
辞め方で困ったりトラブルになった時は
お店によってはなかなか辞めさせてくれないということもあります。
特に悪質な業者が経営しているような風俗店で働いているとこのようなトラブルは多いのですが、こうしたトラブルに巻き込まれてしまった場合にはいったいどうすれば良いのでしょうか。
もし明らかに脅迫と受け取れるような言動をされたのなら警察や法テラスに相談したほうが良いでしょう。
悪質な業者の脅迫だと「風俗で働いていたことを家族や恋人に教える」「プロフィール写真と本名をネットで拡散する」「莫大な違約金が発生する」といった内容が多いです。
このようなケースは警察や法テラスに相談するだけで解決することが多いですから、まずは相談してみましょう。
お店を辞めるときの確認事項
お店のホームページには自分のプロフィール写真などが掲載されていると思いますが、それをきちんと削除してもらいましょう。
お店を辞めたにも関わらずいつまでも自分の写真が使われている、というトラブルは実際に少なくありません。
きちんと削除されているかどうか確認してください。
最悪戻ってくるのもアリ
円満にお店を辞めることができ、その後転職活動が上手くいかなかったというケースだとまた戻ってくることも可能です。
実際、風俗嬢の出戻り率は高いですし、別に恥ずかしいことではありません。
どうしてものケースにはお店に一旦戻って働きましょう。
まとめ
風俗店を辞めるときの方法や注意点などについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
辞め方を間違ってしまうと泥沼のトラブルに発展することもありますから注意しなくてはなりません。
円満に退店したいものですね。
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