風俗での仕事を続けている間にはその後の事まではなかなか考えないものでしょう。
しかし、ある程度は先を見て物事を考えておく必要があるもの事実です。
将来を考える為に現在からしっかりと考えをまとめておく事も必要です。
お金の問題、人生設計の問題の両方の面から考えていってみましょう。
風俗を始めた時のきっかけが引退後にも関わってくる。
時代が進んでくるにつれて世の中の考え方も大きく様変わりしてきました。
その流れは風俗産業へごく普通の女性が進出してきた事からも良く分かります。
現在の日本で風俗嬢は数十万人の規模に達しています。
合法の風俗はある程度の把握は可能ですが、非合法ものを考えるとその数はもっと多くなるとも言われています。
デリヘルの裏援助交際や個人売春などはその実態を突きとめる事がとても難しい為です。
日本における風俗の始まりは、やはり吉原の遊郭が産業として初めて世の中に認知されたものではないでしょうか。
しかし、この当時はまだ家族を養ったり親の面倒を見続けていく等の理由が大半でした。
現代でもそう言った理由はありますが、それだけではなく様々な理由で風俗へと来る女性が増えています。
ホストに入れ込んでしまったとか高級ブランドを買い漁ってのカード破産などは良く聞く話です。
また、大学や短大入学と同時に学費と生活費の補てんの為に風俗へやってくる女性も増え続けています。
興味本位という意外な理由
借金があるとかの経済的な理由があって風俗での仕事を考える場合いがいにも街中でスカウトされたなどの理由から風俗に入る女性も実の所、少なくはありません。
性に対してオープンになってきた事がここにも影響しているのかも知れません。
ちょっとしたアルバイトや副業をしている程度の感覚で風俗へとやってきています。
ちょっとしたお小遣い稼ぎ的に軽い感覚と興味本位でやってくるのです。
ここで、自分には合わないと考えてすぐに引退する人もいますし逆に才能を開花させる人もいるのです。
目標を持って風俗へと道を進める場合。
自分なりの何かの夢があり、それを実現する為の資金を作る為にそれまでの間という期間を決めて風俗を目指す方もおられます。
こう言った女性は将来の目的の為の通過点として風俗を選んでいるのでかなり意志も強く、驚くほどの美人が多いとも言われています。
もし自分で将来、ヘアサロンを開業したいと考えたとしましょう。
お店を借りたり、開業資金そして人件費などを考えるとお店が軌道に乗るまでの間は自己資金をこれらを賄っていかなければなりません。
毎月数十万円を支出して行っても耐えられるだけの資金となるとやはり500~1000万円は必要でしょう。
普通に仕事をしていてこの金額を貯蓄できるのはいったいいつなのでしょうか。
本当に気の遠くなるような話です。
しかし風俗でなら短期間でこの数字に届く事も可能です。
ときには1年程度で達成してしまう事だって有りうる事なのです。
風俗を引退した後で大きく分かれる2つのタイプ
風俗を引退した後でその後は大きく2つのタイプに分かれるものです。
その一つは先ほどの例にもあった「将来の夢を持ったタイプ」そして、「金銭感覚を失ってしまうタイプ」です。
両方のタイプの特徴とその経過についても考えてみましょう。
将来の夢を持ったタイプ
将来の夢を持ったタイプは風俗でアルバイトをしている時間以外は同年代の女性たちが普通に行っている事をし、そして同じような生活レベルを維持しています。
むしろ、将来の事を考えている分だけ質素でさえあります。
将来への貯蓄や資格の取得を目指してそれに必要な知識や経験を次々と吸収して育って行きます。
風俗のアルバイトを掛け持ちしたり、お店でも真面目にしっかりとした仕事をしていきます。
勿論、生活費の管理をキチンとして不必要な散財をしてしまうような事はありません。
風俗は目標を達成するまでのこの期間だけであると心に固く決めており、しっかりとした仕事をするのでお店からもお客さんからも評判が良い方が殆どです。
そして一度引退すると、二度と風俗業界に戻ってくる事がない場合が多いのです。
事業資金だけでなく、海外留学や資格取得、大学の学費としての資金を得るためですので引退した後を見据えての計画もちゃんと考えているのです。
金銭感覚を失ってしまうタイプ
金銭感覚を失ってしまうタイプも数多く陥ってしまう可能性が高いものです。
風俗でアルバイトをしていくと、同年代の女性と比較して数倍以上の収入を手にする事で出来るようになります。
通常、20代の女性が一般事務職として終日勤務で週休2日の場合は手取りで17万円程度でしょうか。
しかし、風俗でアルバイトをしていると毎日3万円程度を稼ぐ事が出来るようになれます。
時には5万円に達する事もあるでしょう。
もし、お店でトップクラスの人気嬢になったりすると10万円を稼ぐことも決して夢ではありません。
又、これは本来良くない事ですがこの収入に対しての確定申告を行わない事で税金を払っていない場合もあるのです。
こうなると同年代の女子社員どころか大手企業の重役に匹敵するような年収を得てしまうことにもなるのです。
目標をもってその金額をめざしているのとはちがい、何となくスカウトされたとか興味本位で風俗へと入ってくると一瞬にしてそれまでの金銭感覚が打ち壊されていきます。
毎日が高収入になるので無意識に高級なものばかりを選ぶようになっていきます。
この街で一番おいしいケーキではなく一番高いケーキを買いに行くような感覚が普通になってくるのです。
金払いがよいので周囲もチヤホヤしてくれてそれが心地よく、宝石や高級外車を買ったり時には高級マンションへ引っ越したりもするでしょう。
しかし、こうやって上がってしまった生活水準を元へと戻す事はとても難しいのです。
普通のサラリーマンがリストラされて収入が減った時にそれまで毎晩飲んでいたビールを発泡酒へと戻す事でさえとても惨めで情けなく感じるのですから風俗で急激に上がった生活レベルを風俗のアルバイト前に収入の頃に戻すというのはとても大変な事です。
当然それまでに買った高額なものの維持費も重くのしかかってくるのです。
いくら人気嬢で指名のトップを取り続けていたとしても20代の中頃を過ぎるとその栄光にも陰りが見え始めてくるのです。
20代後半を過ぎ、30代へと入るととてもではありませんが最高期とは比べ物にならないほどの落ち込みとなるのです。
ここで気付いて生活水準を落とせたならよいのですが、そうでない場合は借金に走ったりして更に悪化に拍車をかけるようになるのです。
こうなると稼げなくなったから、と風俗を引退したのに再び風俗へと舞い戻ってくる事もあります。
しかし、以前のような稼ぎには到底届かないのでSM系で特殊なスキルを身に付けるとかNSのあるお店での高レベルのサービスを取り入れるしか無くなってくるのです。
また、これから導入されるマイナンバーの対策も大きな問題となってくるでしょう。
看護師は風俗でバイトをしている?
看護師や介護士は風俗でアルバイトをしている事が多いという噂があるようですが果たして本当の所はどうなのでしょうか。
資格を得る為に、アルバイトをして資金を貯めて看護師や介護士の学校へと通うという話はありうることですがその逆は数少ないというのが実情です。
こう言った話には根拠がない場合が多いのですが看護師と介護士に共通する事として若い男性との出会いが無いから風俗で欲求不満を解消しているというまったくでたらめな話です。
看護師の場合、風俗のコスプレでナースに人気がある事からこんな話が出てきたのかもしれません。
しかし、介護の現場はとても給料が安く体力的に辛いことは事実です。
特にシングルマザーなどの場合、生活の為にやむにやまれずに風俗でアルバイトをしていると言う事は無いとは言い切れないでしょう。
資格に頼っていてもそれだけでは無理という一面もあるのかもしれません。
資格を目指してバイトするなら目指すは介護系
風俗を引退した時の事も考えて資格をとるとするのであれば、介護系がもっとも良いのではないでしょうか。
日本は高齢化社会に着実に向かっています。
そして、この高齢者ビジネスはこれからも着実に成長していくであろうことは間違い無いでしょう。
そういって意味で職にあぶれると言う事は心配しなくても良いからです。
看護師もお勧めですが、長期間の学校に通わなければならない事と試験の難易度から言って安定はしますが資格取得までの時間がかかります。
介護系は簡単な資格から取得できるし、それをランクアップさせていく事で将来の展望が開けるようになっていきます。
介護スタッフとしてのお給料はとても安いのが実情ですが資格をランクアップさせていくと当然お給料も上がってきます。
介護業界の資格は①介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)→②実務者研修(ホームヘルパー1級)→③介護福祉士→④ケアマネージャーと順に取得していくと良いでしょう。
最初は研修を受けて簡単な確認テストで資格が取れます。
上に行くに従って難易度は上がって行きますが、その資格を持っている事が受験資格にもなるのです。
当然、仕事をしながら勉強もするという大変日々となるのですが将来の自分の為と考えればやるだけの価値はあります。
風俗を引退してしまっては生活が成り立たないというのであれば、週末のアルバイトに限定したりアダルトチャットなどで自宅で出来るようなものへとシフトして行くとよいでしょう。
引退を見越して風俗でのキャリアアップ
自分が将来、風俗を引退してからの事を考えて介護等の業界へと転職をするという選択肢をお話しましたが、中には引退をしたくないと考える方もいる事でしょう。
確かに、対象の年齢層を高めに設定している風俗もありますので適齢期を境にしてすぐに引退とはならないかもしれません。
しかし、収入の減は否めないものである事は前述の通りです。
ではそう言った場合はいったいどうする事が出来るのでしょうか。
これは一例ですが、引退を考えずに風俗でキャリアアップを成し遂げて行くという選択肢もあります。
例えば、キャバ嬢から高級クラブのホステスとなり、いずれクラブのママを目指すと言うようなものです。
考えてみると普通の会社員も新入社員から監督者になり管理者へそして経営陣へとキャリアアップをしていくのですからこれもあり得ない話ではありません。
そういった事で引退の時期を遅くしたいと考えているのであればそれが可能な業態へと早く移っておくと言う事も良いでしょう。
飛んだ事があるなら、先ず根本を見直そう。
飛ぶというのは、お店に連絡をする事なく急に出勤しなくなる事を指しています。
最近では、「辞めます。」とメールだけを送って行方不明になる事もあるようです。
風俗の業界では数多くある事ですが、お店にとても迷惑をかける事になります。
ですから、当然出戻ったりする事は無理になります。
大きなグループのお店だと同系のお店全てでその情報は共有されますのでそのグループでの再入店も無理になります。
それ以上に飛ぶ事をする場合は本人の精神的な面から何度も起こしやすいものです。
ですから風俗では無かったとしても同じような事が起きやすいのです。
飛んだ経験がある場合、先ず自分をしっかりと見直しましょう。
まとめ
物事を始めれば、必ず終わりがあります。
どんな理由があってもどんな人生を送ってもそれは自分が決めて行く事です。
風俗でアルバイトを始めても必ず引退する時がやってくるものです。
先々を見越して資格を目指すも良し、ある程度で引退して普通に過ごすのも良しそして風俗でずっと働くのも良しです。
自分の意思をしっかりと考えてみてください。
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