高収入を期待できるナイトワークには、さまざまなジャンルがあります。
風俗・水商売、また夜のお仕事などとも呼ばれており、いずれも男性のお客さんを相手にしたアダルトな雰囲気漂うものが多いです。
どのようなジャンルがあるのか、また仕事内容や収入はどのようになっているのかなどまとめたので、職場探しの参考にしてみてください。
風俗と水商売の違いとは
同じナイトワークにも、風俗、水商売と異なる名称が存在します。
それぞれの違いについて知っておかなければ、求人応募する際に少し悩まされてしまうかも知れません。
ですがこの二つに関しては、実はあまり違いがありません。
風俗とは、その名の通り風俗店で提供されるサービスや仕事、またそれに関連した産業全般を指します。
時代や社会におけるならわし・しきたりという意味で用いられることもありますが、ナイトワークとしては前者が一般的です。
次に水商売は、水のように流れが変わりやすく、不安定な仕事であるという意味で作られた言葉です。
風俗もこれに数えられるため、意味合いとしては同じと考えて問題ありません。
ただこちらに関しては、キャバクラやホストクラブなどの夜のお仕事系で特に用いられる傾向にあるようです。
いずれにせよ、風俗と水商売は同様の存在と考えておいて問題ありません。
風俗・水商売系バイトの特長
メリット面として共通しているのは、やはり軒並み高収入に期待できる仕事であるということです。
業界自体の相場が古くから高く設定されていること、また一般的なお店では提供されていない、性的なサービスを売り物としている点などがその理由に挙げられます。
そのため、女性においては「お金に困ったとき=風俗・水商売」という図式を思い描く人も多いようです。
特別な道具やスキルがそこまで必要なく、やる気のある女でさえあれば仕事に就ける可能性は高いという部分も、こうした考えに繋がっています。
業種それぞれの仕事内容と収入比較
一口に風俗や水商売といっても、その種類はさまざまです。
同時に、仕事内容や収入も異なってきます。
以下では、代表的なジャンルそれぞれにおける仕事内容や収入についてまとめています。
これから求人応募を検討している方などに、役立てていただければ幸いです。
デリヘル嬢の仕事と収入
近年、需要も店舗数も多く、トップクラスに働く女の子がたくさんいる風俗となっています。
風俗店における規制が強化され、新規出店の難しい時代である中、デリヘルだからこその特徴により飛躍的な成長を遂げています。
全国あらゆる場所でサービス展開できることから、求人募集も豊富であるため、勤務先を見つけやすいジャンルでもあります。
デリヘルとはデリバリーヘルスの略称で、基本的に店舗を持たず、いわゆる”無店舗型”の風俗として運営されるジャンルです。
お客さんに指定された自宅やホテルなどに出向き、その場でヘルスサービスを提供します。
実店舗を持つ”ハコヘル”に関しては新たに作ることがかなり困難となっていますが、この無店舗型についてはその点規制が緩く、新しい業者もどんどん増えてきているようです。
また同様の理由から、ハコヘルではできない24時間営業が可能なことも特徴の一つです。
家に居ながらにしてプレイできる、24時以降でも楽しめるといったメリットから、お客さんにおける人気も高いです。
仕事内容としては、ヘルスであるため本番以外のサービスとなります。
基本的にはキス・全身リップ・フェラ・素股などで、加えてお客さんが好みのオプションを指定する形です。
できるオプションが増えれば増えるほど稼げる可能性は高まるので、できるだけOKオプションを多く持っていた方が有利です。
平均的なバックは9,000円~12,000円ほどで、歩合制のため付いたお客さんの数だけ稼げる形となります。
例えば一日4人つけば、40,000円前後といった形です。
またお店のランクによってもバックは変わってきます。
多く稼ぎたいのであれば高級店がおすすめです。
イメクラ・ファッションヘルスの仕事と収入
こちらもデリヘルと同じくヘルス系のサービスですが、いずれも店舗型サービスとなっており、またイメクラの場合はイメージプレイも込みの仕事内容となります。
デリバリーの場合、訪れた先がどのような環境であるのか、客が危険な人物でないかといった不安点も付きまといますが、その点店舗型であれば、部屋は綺麗ですし、また危ない人はそもそも入店できないので安心して働けます。
収入面はデリヘルにも近い、10,000円前後が相場となっており、同じく接客数やオプションによって稼ぎがアップします。
デリヘルとイメクラ・ファッションヘルス、どちらもプレイの濃密度についてはあまり変わりませんが、安全面の部分で違いがでてきます。
歓楽街以外でも働きたい、24時以降も稼ぎたいならデリヘル、万が一のケースを避できるだけ避け安全に働きたいならイメクラ・ファッションヘルス、といった考え方でよいでしょう。
ソープ嬢の仕事と収入
こちらは上記2項目と少し内容が異なってきます。
まず店舗形式はハコヘルとなりますが、ヘルスサービスに加え本番プレイも必要となります。
またソープの名称通り、洗体プレイやマット、潜望鏡といったお風呂で楽しんでもらうサービスもこの仕事ならではです。
前述にも挙げた規制強化に伴い、新規出店が難しく、ここ数年は全国約1,200店舗ほどが安定して営業を続けています。
本番が加わることもあり、収入面は風俗・水商売ワークの中でもトップクラスとなっており、平均バックは15,000円~25,000円、さらに超高級店の人気嬢ともなれば年収で数千万円、または億を越える稼ぎが手に入るケースもあります。
一攫千金を狙うのであれば、夢のある職場となってくれることでしょう。
オナクラ嬢の仕事と収入
オナクラはオナニークラブの略称で、主に男性の前でエッチな姿を見せ、オナニーの”おかず”になってあげる仕事となります。
お店によっては一切男性に触れる必要がなく、さらには服も脱がなくていい場合もあるため、風俗初心者やエッチなプレイに抵抗のある人でも、気軽に働きやすくなっています。
バイト感覚の女子大生なども少なくありません。
仕事内容の負担が少ない分、やはり収入も少し下がります。
時給換算すれば、だいたい5,000円前後となるかもしれません。
ですが、オナクラは一人あたりの接客時間が短かったり、オプションを付けて楽しむことが一般的となっているため、人数やオプション数で大きく稼ぐことも可能となっています。
コンパニオン系の仕事と収入
温泉コンパニオン、ピンクコンパニオンなどと呼ばれる職業で、一般的な風俗とは少し毛色が異なります。
主には温泉街やホテルの男性客を接待する仕事となっており、合わせて性的サービスも提供する場合がほとんどです。
所属店舗によっては、お酒を注いだり一緒にカラオケを楽しむだけで良いといったケースもありますが、この場合は収入が大きく下がります。
報酬金額も内容によってまちまちで、それこそヘルス並みのサービスを盛り込んだコンパニオンであれば、デリヘル、イメクラで稼げる額も期待できますが、ただ接待するだけの場合は、ちょっと時給の良いアルバイト程度の収入にしかなりません。
ただ、酔ったお客さんを相手することが多いので、チップにも期待できるため、接待上手、盛り上げ上手であればそれなりに稼げるかもしれません。
SM嬢の仕事と収入
SMは、今やテレビのバラエティ番組内や、日常会話の中でも性格を現す言葉として用いられるほどに広く知られるジャンルです。
責める側のS嬢になって、責められたい側であるM客をいじめたり、逆にあなたがM嬢になっていじめられるなど、少し特殊なジャンルとなっています。
これらは、SとMどちらを仕事とするかで内容は異なってきます。
まずS嬢の場合は、ボンテージに身を包み、バラ鞭やローソク、特殊な言葉を使っていじめられたいお客さんを責め立てます。
ただいじめるだけでなく、流れを意識したり、M気質を煽るような言葉遣いが必要であったりと、専門知識も求められます。
1プレイ20,000円以上稼げる仕事も多く、人気女王様ともなればそれこそセレブライフを送ることも可能です。
M嬢は、Sと真逆で、バラ鞭やローソク、言葉、さらにスカトロなどの屈辱的仕打ちなども受け、ひたすら陵辱される仕事です。
精神的負担が大きいため、真性のMでなければ続けにくいという特徴があります。
ですが難易度が高いゆえに、収入も高くなりやすく、S嬢以上の稼ぎに期待できます。
チャットレディの仕事と収入
風俗系の中でも少し特殊で、家に居ながらにして仕事する形となります。
パソコンに取り付けられたライブカメラを通し、パソコン画面を経て男性客にエッチな姿を楽しんでもらいます。
実際に相手と会う必要がないため、安全面においてはナイトワークの中でも随一といえます。
名称の通り、チャットによる会話も仕事内容に含まれますが、基本は映像がメインです。
そのため収入面は、見た目に大きく影響されます。
容姿レベルの高い女の子であれば、それこそ時給だけで一般的なバイトの日給に相当する額を稼げることもありますが、逆に人気の出にくい見た目であれば、まったくお金にならないケースもあります。
また、顔を出すか出さないかで人気が大きく上下する点も、特徴の一つです。
キャバクラ嬢の仕事と収入
最後に、キャバクラなどの、一般的に”夜のお仕事”と呼ばれるナイトワークです。
主に飲みの席で接客することが仕事内容となっており、キャバクラ以外には、ガールズ居酒屋・ガールズバー・朝キャバ・昼キャバ・ラウンジレディ・高級クラブのホステスなどがあります。
いずれも性的なプレイは基本的になく、風俗ワークの中でも健全なイメージを感じられる仕事となっています。
収入面はお店によりピンキリで、高級キャバクラの人気キャバ嬢ともなれば、数千万の年収さえ期待できますが、反面ガールズ居酒屋・バーといった比較的ライトな仕事の場合は、一般的な夜勤ワークの時給と変わらない場合もあります。
まとめ
一口に風俗・水商売といっても、仕事内容はさまざまで、収入面もピンキリです。
大きく稼ぎたいのか、負担少なく働きたいのか、また安全面にこだわりたいのかなど、重きを置く点に応じて勤務先を選ぶと良いでしょう。
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