キャバクラの中には、ちょっと趣向を凝らした個性的なお店も少なくありません。
中でもアダルトな要素を取り入れて、より幅広い客層を狙った店が割と多く見られます。
今回は、そんなエロ・アダルト系キャバクラについて特集しました。
求人応募を考えているのであれば、目を通しておいてください。
キャバクラってひとつじゃないの?
キャバクラは、今や夜の仕事に詳しい人以外でも、多くの人が知る有名な存在です。
漫画やドラマ、映画でその世界観を取り上げられたり、キャバ嬢を主人公とした作品が作られたりと、身近に感じられるものとなってきているからです。
ですが、一般的に”キャバクラ”と呼ばれる、お客さんに女の子がついてお酒を注ぎながら接待するといったお店以外にも、種類が多数存在することはあまり知られていないかもしれません。
男性客のニーズに応え、一般的なキャバクラ店以上の売り上げを発生させるべく、さまざまに展開されています。
一般的でないキャバクラ勤務を考える上で注意したいのが、一部に違法なエロ・アダルト系店舗も存在するということです。
通常は風営法に基づいて正規に運営されていますが、その他は法の網をかいくぐって営業していたり、または違法と自覚を持ちながら続けられているなど、安心して働けるようなお店でないことも少なくありません。
これらで働く場合、お店のみならず、あなたにまで危険が及ぶ恐れもあるので、気をつけるべきです。
エロ・アダルト系の特徴
通常のキャバクラバイトでは、勤務時に着る服はドレスやワンピースなどのきらびやかなものです。
多少背中や胸が開いているものもありますが、基本的にエロさが感じられるほどではなく、むしろ礼儀を弁えた品のある着こなしとなっています。
金持ちの成功者たちが、高いお金を払って贅沢な気分を味わうためにやってくるため、働くお店、キャバ嬢側もそれに応えるべく高貴な魅せ方に力を注ぎます。
ですがエロ・アダルト系のお店では、いやらしさ、興奮できるかどうかに重点を置いてやってくるお客さんを相手にするため、それに限りません。
極めて露出度の高い服から、下着姿、また裸になるケースまであるほどです。
次に、お客さんとのコミュニケーションについてです。
そもそも通常のキャバクラは、お酒を飲みながら会話に興じる空間ですので、おさわりは原則禁止です。
あっても、会話の流れから自然に生まれる軽いボディタッチ程度です。
もししつこかったり悪質なケースは、黒服を呼んで強制的にやめさせることもできます。
エロ・アダルト系に関しては、やはりこのようなちゃんとしたシステムはほとんど用意されておらず、むしろ触られることこそが仕事のようになっています。
胸や下半身、局部、さらに本番までもがシステムに組み込まれている場合があるなど、性風俗的なサービスも見られます。
お酒を飲みながら会話するだけでいいと把握して、詳しく知らずにエロ・アダルト系で働いてしまうと、後悔させられるケースにも繋がりかねないので、気をつけましょう。
エロ・アダルト系キャバ嬢バイトの給料
通常以上に体を露出させたり、ベタベタ触られたり、そして風俗まがいの展開にも発展することから、より多くの給料に期待が持てると感じる人は多いようです。
ですが実際には、一般的なキャバクラバイトと同じ、もしくはそれ以下であるケースの方が多いようです。
そのため、エロ系の仕事によほど興味がある、こだわりがあるという人以外にはあまりおすすめできません。
キャバクラバイトでお金を稼ぎたいなら、普通のキャバクラを選ぶべきですし、また体まで使って働くなら、ストレートに風俗でバイトした方が効率的です。
代表的なエロ系キャバクラ
以下、エロ・アダルト系キャバクラとして知られる代表的なものをピックアップしました。
全国細かく探せば、さらに多様のお店が見つかるかもしれませんが、ひとまず代表例として知識に入れておいてください。
セクキャバ
まずはこの、セクシーキャバクラこと”セクキャバ”です。
これに関しては違法であるケースが少なく、正規に運営しているところも多いようです。
ですが名前の異なるとおり、内容に関して一般的なキャバクラとは大きく違う部分があります。
基本的におさわり禁止のキャバクラですが、こちらはむしろおさわりしてもらうためのキャバクラとなっています。
席に着くなり体をベタベタ触ったりと、お客さん側もシステムを承知の上でやってくるので、慣れてない人には結構大変です。
比較的知られた存在であり、全国に複数点在しています。
他のエロ系と異なり、報酬は割と高めに設定されています。
おさわりに抵抗がないのであれば、検討してみても良いかもしれません。
おっパブ・おさわりパブ
こちらもセクキャバに近い内容となっており、お客さんは遠慮なく女の子の体を触ってきます。
ですがこちらに関しては、おっぱいが好きなお客さん向けに運営されているため、働くバイトは豊かなバストであることがほとんどです。
そのため勤務を希望するのであれば、まず胸に自信があるかどうか、考えてから応募してみてください。
ランキャバ
仕事内容としては通常のキャバクラともそこまで違いがありません。
ですがランキャバはランジェリーキャバクラの略となっており、その名の通りランジェリー姿で働くことが必須となっています。
ちなみにランジェリーといっても、普段身につけるような下着姿でなく、接待向けに仕立てられたちょっと華やかなものになります。
男性客は、そんなきわどい姿を楽しむためにやってきますが、触られたり、また風俗的なサービスをする必要は基本的にありません。
違法でないお店もあるため、露出度の高いセクシーな着こなしが楽しめるような女性には、おすすめできる職場です。
札幌すすきののハードキャバクラ
全国でも有数の風俗メッカ地域である札幌すすきのには、キャバクラからソープまで、あらゆるお店が軒を連ねています。
ですがこのすすきのに関しては、”キャバクラ”が少し違った意味合いで営業されています。
キャバクラという名称のお店は存在しますが、すすきのにおいては前述にも挙げた”セクキャバ”になるのです。
そのため、「すすきののキャバクラで本格的なキャバ嬢になりたい」と意気込んで働き始めると、実際にはセクキャバ嬢の仕事をさせられるといった形になります。
普通のキャバクラ嬢としてすすきので働きたいのであれば、現地でキャバクラ店として営業されている”ニュークラブ”に応募しましょう。
「キャバ嬢=ニュークラブ嬢」というのが、すすきのでの考え方です。
そしてそんなすすきので、セクキャバことキャバクラ以上に過激な内容となっているのが、”ハードキャバクラ”です。
すすきのに関しては、キャバクラであってもベタベタ触られるエロ系のお店ですが、ハードキャバクラはそれに留まりません。
胸や下半身、そして局部を直接触られるケースもあります。
またさらには、素股などで抜きも提供するような濃密サービスを売りにしたお店まであるほどです。
キャバクラと名前に付くものの、内容としてはヘルスにも近い訳です。
給料は一般的なキャバクラにも近い設定のようなので、いっそヘルスで風俗譲渡して働いたほうが、効率的といえます。
抜きキャバ
抜きキャバは、はっきりいって違法の裏バイトです。
そのため一般的な求人サイトや専門誌には掲載されておらず、スカウトやSNS上での目立たないやり取りにて働き始める形となります。
キャバとは名ばかりで、確かにお酒を飲んで接待するといった仕事もありますが、本質は性風俗サービスです。
また正規に営業されている訳ではないため、さまざまなデメリットも伴います。
まずもっとも重大なのが、違法店であるため摘発される可能性があるという点です。
お店が追求されるのはもちろん、仮に違法と知らず働いていたとしても、あなたまで摘発を受けてしまうかもしれません。
ちょっとした知識不足で人生を棒に振ってしまうことも考えられるので、注意しましょう。
他には、客層があまりよくない点、性風俗サービスをするにもかかわらず、福利厚生や手厚い待遇、風俗ワークならではの高給に期待が持てない点なども嬉しくない特徴となっています。
抜きサービスまで提供するなら、断然風俗の方が安全かつメリットも多いので、おすすめできません。
連れ出し系
連れ出しスナック・連れ出しパブ・連れ出しガールズバーなどと呼ばれており、こちらも違法店であるケースが一般的です。
まず最初は普通のスナック等と同じく、店内でお酒を提供したり、話をしたりして盛り上がります。
ですが”連れ出し”の言葉からも連想されるとおり、一定時間経つと店外へ自然な流れで連れ出されます。
そしてラブホテルなどの個室へ移り、本番行為を前提とした二人きりの時間を過ごす形となります。
スナック・パブと名がつくものの、本質は援助交際・売春ですので、摘発されればすぐにアウトです。
抜きキャバ同様、働くあなたもまた逮捕されてしまいます。
ガールズバーともなれば若いうちから働けるナイトワークとして知られているので、知識が浅い女の子も少なくないかもしれません。
うまく言いくるめられてそのような犯罪に手を染めてしまう…といったケースも考えられるので、仮に表向きが優良店のようでも、しっかり調べた上で応募するべきです。
エロなキャバクラはデメリットが多い
キャバクラと同じ、もしくはそれ以上に負担が多い仕事内容にもかかわらず、給料が低い、摘発される可能性もあるなど、エロ系にはデメリットが目立つお店も少なくありません。
魅力的に感じられても、極力働かない方が身のためです。
まとめ
エロ・アダルト系キャバクラは、キャバクラの延長としても考えられるため、抵抗をあまり感じない人が少なくないようです。
ですが実際には、違法営業している危ないお店も多いです。
給料などは大して変わらないにもかかわらず、デメリットが多いケースも少なくないので、極力は避けるべきといえるでしょう。
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