風俗の仕事をしていると如何しても性病検査の事を考えなければなりません。
性病は発病してから始めてその症状がでる事とその種類によっては潜伏期間が長い為にどうしても発見が遅れがちになります。
しかし、検査をしておく事によってその被害を最小限に抑える事も出来るのです。
性病検査は風俗で仕事をしていく上では絶対に必要なものです。
改めてその重要性について考えてそして正しい認識を持つようにしましょう。
どうして性病検査が必要なのか
性病検査の目的は、性感染症に感染していないかを知る為に行われます。
風俗で仕事をしていると絶対的に風俗以外の仕事をしている人よりも性感染症に感染する確率が高くなってしまいます。
これは、普通に考えても当り前の事です。
性感染所は人と人とが粘膜を通してコンタクトする事によって感染します。
それは人と人ですから、男性と女性であるとは限りません。
男性と男性であっても感染しますし、女性と女性であっても感染します。
そして、年齢のよる差というものもありません。
西洋諸国での挨拶程度のキスであっても粘膜と粘膜の感染である以上、確率は低くても感染しないとは言い切れません。
もし、そうでなくても傷口から感染する事もあるのです。
性行為には至っていなくても性感染症に感染している男性から傷のある手の甲にキスをされた場合であっても感染する可能性は否定しきれないのです。
そのように感染力が強いのですから、粘膜同士を直接合わせたり性器同士の接触をもったりした場合の感染率は非常に高くなるのです。
感染率の高い風俗プレイの内容
風俗で仕事をしていると性感染しやすいと言われているのはきっと御存じでしょう。
厳密に言えば、風俗産業で仕事をしているからと言うのではなくどのようなプレイをしているのかによってその感染する確率も変わってきます。
風俗産業と言ってもかなり多くの種別があります。
例えば、キャバクラでは飲酒とその接待がメインの業務となります。
そして、女性キャストへのタッチは出来ない事になっています。
この状態の仕事であれは性感染症に感染する事は先ず無いでしょう。
オナクラなどでも、ハンドサービスまでと決まっている事と男性からのタッチがなしという事が決められている時には特に問題はありません。
回春エステなども同じです。
ハンドサービスである所まではその手に傷などが無い限りは感染する事はないでしょう。
性感染を考えなければならないプレイの内容としては、キスやディープキス・ペッティグ・素股・オーラルセックスそしてセックスです。
つまり、ファッションヘルスやデリヘル。
ピンサロやソープランドになると真剣に考えておかなければならないと言う事になるのです。
性病検査の前にいかにして感染率をさげるか
業種・業態から見てプレイの内容を加味すると感染しやすい環境にあるのか否かがある程度分かってきます。
しかし、性病検査というものは感染しているかどうかを判断する為のものでしかありません。
つまり、正しい結果を証明しているだけなのです。
これは何を言っているのかというと、性病検査は必要ですが検査をした事がそのまま安心であると言う事には結びつかないと言う事です。
性病検査をして感染していなかったとしてもそれはその検査を行った時の事です。
もしかすると検査の翌日に感染している可能性だってあるのです。
そう言った時は次の検査まで分からないと言う事です。
さて、検査は大切ですがそうして考えていくと今度はいかにして感染しないようにしていくかという事を考えなければならない事が分かってきます。
性病は粘膜感染がもつとも多いと言う事は先ず体調を常に整えておいて体内の免疫力が落ちないようにする事が大切です。
そして、接客の前にお客さんの身体を清潔にする事により雑菌による感染を防ぐ事が出来るようになるのです。
入浴やシャワーも効果的
雑菌による感染が引き金となって性感染症になってしまう可能性も意外と多いものです。
そう言った事から考えても、入浴やシャワーをする事も実はかなり効果的なものであると言えるのです。
デリヘル等では先ず、プレイの一環として一緒にシャワーを浴びるとう行動をとります。
これによって性器やその周辺、肛門等を洗い雑菌を流して清潔にすることが出来ます。
その際に殺菌や除菌効果のあるボディソープなどを使えば更に効果があるでしょう。
時には、消毒液を使っている場合もあります。
更にイソジンを使ってのうがいや歯みがきも併用するとさらに効果が高いでしょう。
又、シャワーや入浴中にお客さんの身体をよく観察する事により性病の徴候等があればそこでサービスを中止する事だって出きるのです。
このようにしてチェック機能を持たせることや雑菌を減らす事は十分に可能なのです。
しかし、お店によっては即即と呼ばれるシャワー無しのプレイを取り入れている所もありますのでそこは自分の判断でお店を選ぶしかないでしょう。
また、ピンサロでは一人の男性に対して女性キャストが何人も入れ替わってサービスする場合のありこれは性病感染の確率が高くなります。
性病検査前に感染がわかる時もある
性病検査をして感染が分かった場合もありますが、その前に性病の症状が現れてきて感染した事が分かる場合もあります。
淋病や梅毒等の病気の特徴は様々なサイトにより詳しく説明されているのでここでは割愛いたしますが特に気を付けておいてほしいのが痒みです。
性病の多くは感染すると性器やその周辺に痒みを生じさせる事がとても多くあります。
他には喉が痛くなったり晴れて切り発熱を伴ったりもします。
ちょっと風邪を引いたかもしれないと思った程度の症状であってもそれは性病の初期症状である事がとても多いのです。
他にも全身の湿疹や口内炎・陰毛からの痒みなどがあつたら放置せずに早目に医療機関へと行く事です。
性病検査としていかなくても皮膚科等は長年の経験からその症状や湿疹の状態から性病が考えられる時は性病検査を勧めてくれます。
婦人科や産婦人科でも良いでしょう。
いずれにしても、普段と違う症状があった場合は早目に医師の診察を受ける事です。
風俗店での性病検査について
風俗店で性病検査を行っているとホームページなどで書いている場合であってもその対応のまつたくバラバラです。
なぜなら、風俗店に対して性病検査の内容やその頻度を行う事を義務付けている法律は存在しないのです。
つまりはお店次第という事です。
風俗でもし、性感染症に感染したら完治するまでは出勤させない事が鉄則です。
お店によっては医師からの完治証明を持ってこないといけないという場合もある程です。
なぜなら、そうしないとお客さんに性病を映してしまう可能性もあるからです。
そんな事があって行政からの監査があると営業許可取り消されたりもするのでお店としても真剣になるのです。
さて、この性病検査ですがお店によって全くそのレベルが違います。
目安として考えるのであれば、毎月一回は指定された医療機関で受診する事。
その際の費用は全額お店負担か半額負担である事。
そして、その結果についてはお店を経由して本人に通知される事。
この位が普通のラインでは無いでしょうか。
福利厚生の手厚いお店では、これに加えてHIVの検査や産婦人科などでの定期検診を実施してくれているような場合もあります。
気をつけておきたい潜伏期間
性病には潜伏期間というものがあります。
その間は感染しているのに症状が出ないので本人が気付かないのです。
しかも、かなりの長期間に渡ってその期間が続くものもあるのです。
ですから定期的な検診が必要と言われているのです。
毎月一回といっても、4月は1日に受けて5月は31日に受けたのでは二カ月に一回と同じです。
日程も定期的でなければ実効は伴ってきません。
性感染症の検査キット
自宅で出きる性感染症の検査キットというものがある事は御存じでしょうか。
これは、自分が調べたい病気の種類を指定して申し込むとその検査キットが送られてきます。
費用は検査する病気の数によって変わりますが、数千円程度から申し込む事ができます。
多くの場合は指先ら検査キットをセット(はめこみ)してボタンを押すと一瞬だけ針が飛び出して血液を採取するものが多いようです。
文字で見ると痛そうに感じるかも知れませんが本当に一瞬ですし浅付くので普通の注射よりも痛くないのではないでしょうか。
これを指定された検査期間へと送るとその結果が自宅へと送られてくると言うものです。
この時に送る検査機関というのは通常の医療機関で検査を受けた場合と同じ所ですのでその信頼性は抜群です。
しかも自宅で出きると言う手軽さも会って人気があります。
しかし検査の結果、陰性であれば良いのですが陽性であった場合は医療機関へと言って治療をしなければなりません。
どうしても忙しくて時間が取れないというような場合にはこのような検査キットの利用も考えてみては如何でしょうか。
性病検査のある風俗店の探し方
検査キットなどの便利なものは確かにありますが、その後に陽性であった場合の治療の事なども考えた場合は最初からお店の指定している医療機関に行ける方が気楽だと言う考え方もあります。
そういった場合は先ず、医療機関との性病検査の定期契約をしているお店を探す必要があります。
高収入系の求人サイトを見て、探して行くという方法もありますがこのようなサイトにしとても便利な機能が付いているものです。
条件指定という機能を使い、衛生対策有りや定期性病検査有り等の項目をチェックしておくとそれを行っているお店がリストアップされてきます。
そして、面接の時にその詳しい内容を担当者から聞いておくとよいでしょう。
輸入代行の抗生剤はお勧めしません
性病になってしまった時に自分で、個人輸入代行の業者から抗生剤を買って飲むという方法を取られる方がたまにおられます。
今や、ネットで検索すればどんな病気にはどの薬が効くのかを紹介しているものも多くありそこから抗生剤の個人輸入代行サイトへとリンクしているものも有ります。
しかし、抗生剤もときには大きな副作用を伴うものもあります。
やはり安全性からも国内の医療機関を受診する事をお勧めします。
まとめ
風俗という仕事ですから、性病の事はキチンと知っておかなければなりません。
病気は先ず予防する事そして、発症したり検査で陽性になったらすぐに治療を開始する事です。
そうして自分で自分を守る事を考えている事が結果として風俗を続けていくポイントにもなるのです。
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